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Kバレエ カルメンを見に!二日間連続鑑賞?

カルメン

今日は、横でしたが、舞台に近距離の席でバッチリみました。

昨日は、ストーリーを追うので精一杯。
今日は音楽とか、踊りとか、表情とか細かいところまで堪能できました。

・印象に残ったのは、

有名な前奏曲の後、幕があいた瞬間。
ピストルを持った、ドンホセが。
自殺を試みようとするも断念。
走り去る!

おお!
これはラストへの伏線やぁ!
(ラストは、熊川版バレエでは、ピストルでカルメンを!)

・そして、
次に印象的だったのは、一幕一番。
マルケスのカルメン役の登場シーン。
有名なハバネラにのってです。
ハバネラ

前回のロミジュリの清純なジュリエットとは、真逆。
魔性の女。
しかも同じ白い衣装なのに、全然違う!

ジュリエットの時の白い衣装では、これでもかってくらい、
可憐なジュリエットを演じたのに。

今度は同じ白でも、わざと男を惑わす誘惑の白です!
いやぁ〜見事!
真面目人間の、ドンホセ扮するクマテツが、どんどん落ちて行くわけです。
こわっ。

・その次に印象的だったのは、
カルメンが事件を起こして捕まったシーン。
縄で手をしばられたカルメンが、ホセに、縄をほどいてって誘惑するシーン。
縄がパドドゥにうまく生かされていて。
怪しげなメロディも助けていて、とっても官能的でした。

・そして、エスカミーニョの闘牛士のシーンは、めちゃかっこいい。
クマテツに再演の際は自分が踊ると言わしめた、かっこいい振り付け。
http://youtu.be/OK8Azybb9sY

・そして、二幕、二場。
アラゴネーズ


このメロディーでストーリーはいよいよクライマックスへと。

プログラムより、
笑っちゃったのは、
「ドンホセとはいわゆるヒーローではありません。これまで真面目に生きてきた男が恋に落ち、一途すぎるが上に愛の表現方法をはき違え、負のスパイラルに呑み込まれてどん底まで落ちて行ってしまう。現実の僕自身はドンホセと全く違うと思いますが(笑)」by クマテツ

陽子のツッコミ。
はい。
ヒーローですから!
モテてますから!
どん底じゃなく頂点行ってますから!

エスカミーニョの方が時で行けばあってますよ。
でも、演技派の彼はしっかりドンホセ演じ切っていました。

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