ウィーンコーチング研修ツアー

ウィーン通信 はじめに

ウィーン通信 はじめに

いよいよ9月に入り、ウィーンコーチング研修ツアー出発
カウントダウンが始まった。
夢の時間まで、あと84日。
ウィーン通信なるもので、書いてみてはどうか?
ふとそんなことを思い立ち、行く方も、行かれない方も、読んでいて楽しいものにをと、プチ旅行雑誌風のイメージが湧いてきた。

まずは思いつくまま、パラパラと書き、ライティングの師匠、山本美芽先生に見ていただく。早速、宿題が届いた。
「このままでもいいですが、きっとこのレベルでは満足したくないんだと思います。書くのを一日我慢して、紀行文など読んでみましょう。インプットしてから書くといいですよ。」
参考図書が、3冊ほど上げられていた。すぐにパパッとリストアップしてしまうところは相変わらずさすがである。どんだけ、読書家なんだ?

みめ先生は、こうして、うまーく承認しつつも、くいっと目標を一歩あげてくる。
ふうーむ。こうなったら、いっちょがんばって書いてみるか・・・
夜中の12時まわっていたが、深夜26時までやっている本屋へ駆け込む。
便利な世の中・・・

買ってきた本をパラパラ読みながら、文章の切り口や、描写に注意して読んだ。
いつもはあまりそういうことはしない。でも、これはなかなか面白い。
意外な発見があったりするものである。

そして、最後に手にとったのが、
村上春樹「遠い太鼓」
彼の三年間の外国生活を題材にした短編小説。

長男が村上春樹のファンである。私は、自慢じゃないが読んだことない。
読んでて、なんとなく長男がファンになった理由がわかった。
おっと、目的はそうじゃなかったんだ。

お国めぐりは、ローマから始まって、アテネ、スペッツエ島、ミコノス、シシリーと。
いつ、オーストリアは出てくるかな?

565ページ中、やっと最後の方の525ページにオーストリア紀行が出てきた。
とりあえず、途中は飛ばして、読んでみる。

オーストリアといっても、ほとんどザルツブルクのことが書かれてあった。
今回はウィーンには行かずに、ザルツブルクに行ったらしい。
読み進めて行くと、こんな一文が。

「それから以前ウィーンに一週間ほど滞在して・・・」
おお!ウィーンのことが書かれている!
と期待して読んで行くと。
まさかの7行で終わってしまった。
しかも、以前一週間ウィーンにいた時のことを、
本当に退屈な街、
食べ物は不味いしと散々な書きようである。
しかも事もあろうに、退屈 って言葉をたった7行の中に、三回も起用したのである。あ、ありえない。

この人はいったい、ウィーンのどこを見て、退屈だって言ったんだ?
悪いが一年あったって、ウィーンって街は、見きれない。
美術史美術館なんて、一週間毎日通ったっていいくらいだ。
オペラは、年がら年中、演目を変えてやっているから、一年間毎日通いたいし。

日本人ナンバーワン、ノーベル文学賞候補で、毎年騒がれているのに取れないのは、
ベストセラーで 50版も重ねているこの本で、こんなこと書いてしまうからじゃないの?
きっと、世のウィーンファンを敵にまわしたんだな。
って書くと、世の村上春樹ファンを敵にまわしてしまいそうだから、この辺でやめておこう。もう一回いうが、長男は村上春樹ファンである。

ノーベル文学賞候補より理念を持ってウィーンのことを書き、
50版の文庫より、より影響力高く、ウィーンの魅力を伝えなければ!

村上春樹に物申す!
を裏テーマに、ウィーン通信書いてみよう。爆

村上春樹風はここまでで、
次からは、エレガントにクレア・トラベラーを目指して、
ウィーンの魅力をお伝えしていきます。

ウィーンコーチング研修ツアー 第二弾 クリスマス特別企画
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2014年ウィーンコーチング研修ツアークリスマス特別企画
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